今はCDを購入して音楽を聴くのではなく、インターネット上の配信サイトで購入したり、定額聴き放題サイトで聴くことが広まっています。
CDの規格と比較して、配信サイトの音は圧縮されているもの、同等のもの、いわゆるハイレゾのものがあります。ポータブル装置に入れて聴くという場合、たくさん入れたいと思えば、一曲あたりに使える容量は限られます。また、音を妥協したくない人はファイルサイズが大きくなってもハイレゾを選択します。
同様のことは定額聴き放題サービスについてもいえます。
そんな定額聴き放題サービスの一つにアマゾンが提供しているものがあります。圧縮形式からハイレゾまで扱っています。多くの人にとって大きな不満を感じることなく利用できるサービスだと思います。
ところで、普通に音楽を聴く人にはあまり関係ない話かもしれませんが、音にこだわりを持っている人はウインドウズOSの音声出力に不満を持っています。
例えば、Official髭男dismのPretenderを再生したとき、複数個のボリューム装置のようなものを通って音が出るという形がウインドウズの標準的な再生の形です。複数個のボリューム装置のようなものを通ることで音が劣化するとされています。耳が悪い私にはよくわからない話ですが、音が劣化するといわれています。実際に劣化するといっても、多くのパソコンで音楽を聴いている人から不満が出ていない現状を考えればそれほど気になる劣化ではないといえます。
けれど、 Official髭男dismのPretenderを再生したとき余計な処理を加えずに音声出力される仕組みを音にこだわりのある人は望んでいます。
アマゾンの配信サービスで使用するPC用の専用ソフトも 先日までは劣化してしまう仕様にしか対応していませんでした。しかし先日ソフトのアップデートがされて「排他モード」という余計な処理を通さずに音を出力する方法に対応するようになりました。
出たばかりということで、排他モードに対応はするものの一部に不十分なところがあるようです。今後アップデートされてしっかりとした排他モードが提供されるようになると思います。
排他モードがきちんと機能するようになれば、音にこだわっている人がアマゾンの配信サービスを利用する可能性が高まるように思います。
小売りの市場をおさえ、音楽配信をおさえ、動画配信をおさえ、というように着々とアマゾンが生活の一部分になって来ていることを感じます。
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