1980年代に入るとこれまでのアナログ録音からデジタル録音に録音方法が変わりました。当時のデジタル録音技術がアナログ録音を超えていたのかはここでは書きません。
CDの一般的な規格である16bit 44.1kHzでマスターが作られているのなら、その箱に入りきらなかった音があったのかもしれません。
そんな当時の箱にしまわれた音楽(マスターデータ)を使ってリマスタリングを行いSACDで発売されることがあります。SACDはCDの規格とは違い大きな箱です。データの扱い方も異なります。
しかし、CD規格の箱に入っていた音楽をSACDの箱に入れたからといっても、当時入られなかった音が復活するわけではありません。もちろんリマスタリングを行っているので音の変化はありますが、感動的な変化は得られないように思います。耳が良い人ならその違いを感じられるのかも知れませんが、私にはよくわかりません。
ただ、先日も紹介しましたベーム指揮、モーツァルトのレクイエムがSACDで発売されたときには購入すると思います。当時の録音はアナログでした。当時のアナログ録音が最新のデジタル技術でリマスタリングされると思うとロマンを感じます。
80年代のデジタル録音をSACDで再発売する
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