朝ドラ「スカーレット」の出演中の黒島結菜さん演じる三津が戸田恵梨香さん、松下洸平さんの元から離れました。
現実社会でHさんとKさんの不倫騒動でAさんが心を痛めていることを持ち出すまでもなく、不倫は肯定できるものではありません。しかし、黒島結菜さんが去って行く姿に切なさを感じてしまいました。
松下洸平さんの幸せを願えるのなら、戸田恵梨香さんやその子どもの幸せを願えるのなら、思いを秘めて諦めることが人の道ということなのでしょう。
去るという選択、秘めたまま修行を続けるという選択、黒島結菜さんの陶芸家人生を思うとどちらも辛い決断であるように思います。
黒島結菜さんは2人の元を去る間際に「男だったら良かった」とさみしそうに言います。その台詞を聞いたときふと、太田裕美さんが歌っていた「君と歩いた青春」を思い出しました。この曲の歌詞の最後に「君はなぜ 男に生まれてこなかったのか」という一節があります。
松下洸平さんと黒島結菜さんの不貞を見せられるのは嫌だと思っていたのに、黒島結菜さんの叶わぬ恋心に切なさを感じた放送でした。