不特定多数の目にさらされることを自分から望んでいる人は誹謗中傷を受忍する必要がある程度はあるのでしょう。
 第三者から何も言われたくないのなら最終的には引きこもることで他者との接触を避ける必要があるのでしょう。

 だからといって、誹謗中傷することを肯定するものではありません。
 大衆の目が向いている所に望んで参加している人は批評されることや、非難されること、時には中傷されることも覚悟しないといけないということを書いているだけです。
 私は新垣結衣さんがギャルだった頃から応援していましたが、「逃げるは恥だが役に立つ」の出演を機に応援はしていません。
 これはドラマでありフィクションであるため新垣結衣さんの人格と何ら関係ないことですが、私の中で彼女に対する興味を失わせるドラマでした。

 私のような短絡的思考をする人は多くないと思いますが、リアリティーを売りにした生活恋愛ドキュメント風番組を見せられては、演者と番組のキャラクターが同一に感じてしまうのはしょうがないことなのかもしれません。
 プロレスがフィクションの興業であることをどれほど知られているのかはわかりません。
 ノンフィクションのような作りをした視聴者を欺罔させる番組にどれだけの視聴者がフィクションと気づけるのかわかりません。
 そんなわけで、2時間ドラマの最後のように「フィクションです」とお断りを入れてはどうでしょうか。